自分のことだからこそ分からない

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他人のことなら冷静に判断できても、自分自身の問題となると、なかなか冷静ではいられないものです。

男性のご相談者。以前より、少しおかしいなと疑っていた妻の決定的な不倫の証拠を掴んだということで、ご相談がありました。

「今後、どうすればよいのでしょう?」ということなのですが、まずはご自身がどうしたいのかを決めて頂かなければ次の話が出来ません。

配偶者の不倫を知ってしまったら、一般的には次のようなことを考えることが多いかと思います。

・不倫をやめさせたい
・不倫相手をぎゃふんといわせたい
・慰謝料を請求したい
・もう少し様子をみたい
・離婚を考えたい・・・などなど

上記の一つだけではなく、不倫をやめさせて、相手をぎゃふんといわせて、慰謝料も請求したいなど、複数の希望が重なることが多いかと思います。

ただ、どうしたいかということ自体は、ご自分で決めて頂く必要があります。自分自身の人生なのですから。私はアドバイスは致しますが、最終的に決断して頂くのはご自身です。

ただ、他人にではなく、自分に起こったことというのは、そんなに簡単に頭の中の整理がつかないようです。それだけ、動揺が大きいということです。

このように、自分の考えがまだはっきり決まっていないような場合は、まずはカウンセラーとしての顔を前面に出して、ご相談者のお話を聞くという姿勢に徹します。

人というのは不思議なもので、自分の話を冷静に聞いてくれる人がいるだけでも、自分自身が冷静になり、頭の中の整理が出来てくるものなのです。

ただ、話を聞く相手が、自分にとって近しい立場の人では、必ずしも良い結果になるとは限りません。親や兄弟、親友のように、自分と同じ感情を持ってくれる人が相談相手となると、どうしても感情が入ってエスカレートしてしまい、自分が望んでいない話に発展してしまう可能性があるのです。

具体的に、どのようにしてもらいたいという段階ではなくても、まず自分の感情の整理をするという目的にも、私の存在を利用して頂ければと思います。